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2006年9月29日 (金)

ノルディックの風

そんでもって「エステートコーヒー」へ。案の定、現世界チャンピオンのクラウスがいて、バリスタ交換プログラムでアメリカのスタンプタウンから来ているバリスタのお姉さんがいて、後は今世界のトップ・スペシャルティのコーヒー会社の間で話題になっている抽出機械「クローバー」の面々がいて・・・いやいや熱いのなんの。

エステートコーヒーの焙煎工場にソーレンに案内してもらいました。プロバットの50kg。欲しいですね~。でもやはりでかい! 

いや~このコペン初日の後で「濃い」ことがいっぱいありましたのでなんだか淡白な書き方になってしまいます。初日も非常に濃かったんですけど・・・

今日は、マイアミの時のWBCで世界チャンピオンになったマルティン・ヒルデンブラントのプレゼンテーションがあったのですが、みな感激。エスプレッソの話や技術的な話は一切なし。自分が持っているものをみなとシェアしていくことでいかに成長していけるのか、なぜ常に新しいものに向かっていかなければならないのか、面白い映像やエピソードをとりまぜながら楽しくかつ真剣に話してくれました。

今日、バリスタチャピオンシップのプログラム初日は一日を通してエスプレッソの技術的な話は一切なし。いかにコーヒーパーソンとして成長していけるのか、いかにコーヒー産業に貢献していけるのか、お客様の生活を豊かにできるのか? そのことのみでした。

会場の隣が「Noma」というミシュラン1つ星のレストラン。ノルディックの素材のみで調理するとてもユニークな店で、そこのシェフが見繕った、ノルディック各国のユニークな素材、ハーブ、特殊な水、バター、ハム、チーズ、ミルクなどがバリスタチームに与えられ彼らはそれをうまく使って日曜日にドリンクを完成させます。ハムが紹介されたときは皆、「ハム???」と大笑い。発想の独自性、遊び心が楽しいです。

夜はその「Noma」でディナー。素材はすべてノルディックのもの。

そのディナーで隣に座ったティムが「技術はだれでも身につけられるよね。もっと大切なものがあるよね。」さらっと言ってのけました。確かに彼らは技術の前の段階の、原則やら理念の部分から掘り下げてかかわってきます。コーヒーに対するアプローチがユニークで常に新鮮です。

いや本当に刺激になります。

実は以前から北欧の人たちちょっと苦手だったんですよね。初対面ではあんまり笑わないから。でも今回そんな気持ちが吹っ飛びました。すごく優しくて正直でまじめで日本人と相通ずるものがあります。

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